議会活動の記録へ戻る

予算特別委員会

基本構想審議会・防災・オリンピック・パラリンピック

令和2年予算特別委員会-03月09日-05号

基本構想審議会防災オリンピック・パラリンピック
公式会議録を読む

発言本文

わたなべ友貴本人の発言を、当日の発言順に掲載しています(西暦の年表記は和暦に統一)。答弁や他議員の発言は省いています。質疑の前後関係は公式会議録でご確認ください。

◆わたなべ友貴 委員  私からは、議案第4号、第18号、あとは防災について、オリパラ関係についてです。使う資料は、区政経営計画書、資料ナンバー214です。  まずは、議案第4号杉並区基本構想審議会条例について幾つか伺ってまいります。  まずは、この審議会を置く意義を改めて伺います。

◆わたなべ友貴 委員  では、審議会を置くスケジュール、とりわけ、いつからいつまでを審議会の任期とするとお考えなのか、伺います。

◆わたなべ友貴 委員  他の委員の質問でもありましたが、10年前の審議会との違いに、2条2項、「区長に意見を述べることができる。」という規定があると思います。  基本構想策定に当たり、区民とともにとか、区民と協働でというようなことは当たり前過ぎることですから、この場で私はそういったことをわざわざお聞きするようなことはいたしません。基本構想は、杉並区のこれから先10年のグランドデザインを描くものでありますから、区は専ら区制100周年に向けての10年と捉えていることだと思います。  しかし、杉並区は100周年で終わるわけではありません。目先の10年に限らず、これから続く30年、50年先の杉並を見据えた、その第一歩としての10年としての位置づけとして策定するべきだと思います。審議会開催に先立ち、まずはそうした認識を区と審議会で共有するべきであると考えますが、区の見解を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  個別の内容でも数点お伺いします。  まず、3条1項のメンバー構成についてですが、「学識経験者」というふうにありますが、学識経験者についてはどのような方を、どのようなルートで選出される予定なのか、伺います。

◆わたなべ友貴 委員  どのような方が選出されるのか、大変楽しみであります。  区民をメンバーに入れること自体はすばらしいのですが、区民意見を反映させるという意味では、このメンバーが全区民の意見を代弁できるわけではありませんので、当然、広く区民の意見を聞く機会は必要になります。アンケートの実施など、具体的な考え方は他の委員とのやり取りで出ましたので、それに加えて、これからの社会変化に伴う様々な課題の当事者の意見を聞き取っていく必要があると考えます。  そこで、例えば、子育ての方に特化したグループや小中学生のグループ、障害のある方、介護中の方、ほかにも、私のような現役世代や20代の若者だけなど、ライフステージに合わせた当事者のみから成る懇談会を開催し、意見をまとめることも有効ではないかと考えます。同じ環境にある方たちだからこそ話せることもあるのではないでしょうか。有益な取組だと私は思いますが、区の見解を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  問題意識は全く同じでございますので、ぜひよろしくお願いいたします。  3条2項で、「専門委員を置くことができる。」との規定も10年前から追加されました。  私は、専門委員の方には、それぞれの分野のスペシャリストである学識経験者とは異なり、これまでの行政の枠にとらわれない、チャレンジングで様々なジャンルの方にお願いすることが、その意義になるものだと思います。例えば、広報の分野があるとすれば、若い世代のSNSフォロワー何十万人のような、いわゆるインフルエンサーと呼ばれるような方をお呼びしても面白いかもしれません。  いずれにせよ、せっかく専門委員という規定を創設したのですから、これまでになかった視点を持った、行政の枠にとらわれない人選を求めますが、区の見解を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  次に、議案第18号について何個か伺ってまいります。  今回、法改正に合わせて条例を改正するものだと思いますが、まず、この改正の概要について教えてください。

◆わたなべ友貴 委員  投票管理者の交代制が可能になったことに合わせてということでした。投票管理者の報酬額内容を定めたということでした。では、具体的な金額と、その算定根拠を教えてください。  あわせて、今回の改正に合わせて、選挙会関係の規定も新しく整備されていると思いますが、その内容も教えてください。

◆わたなべ友貴 委員  投票所での選挙事務従事者について、現在交代制勤務をしている方はどれぐらいいらっしゃるのか。また、今回の改正でその数字はどのように推移すると選挙管理委員会はお考えでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  また、当選人の再決定や不足を補うための更正決定、繰上げ補充に係る選挙会の規定も整備したと御答弁がありました。  なぜ、今までこのような規定を置いていなかったのでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  これまで例外でありましたが、昨今は、居住要件のないまま選挙に出馬したり、当選後すぐさま辞職して他の選挙に出るような方も出ておりますので、例外ではなくなっていることに背景があるのだろうと理解しました。  続きまして、防災関係に移ります。  風水害時における避難所の設置について伺います。先日、他の委員から近しい質問がありましたので、かぶらない範囲でもろもろ伺ってまいります。  昨年の台風19号の際、私の地元天沼で、独り暮らしの御高齢の方が、物すごい強風で窓が割れそうで不安になり、避難をしようとしたそうです。そうしたとき、近隣の避難所は杉並会館や中瀬中学校でした。青梅街道や環状8号線、早稲田通りという大きな道路を渡るには、長い距離を移動しなくてはなりませんから、避難することが怖くできませんでしたということでした。  避難所開設は、浸水などの水害を中心に考えられており、風害への視点が弱かったゆえ、このような天沼のような避難所空白地域ができることになってしまったのだと思います。  この点については、先日の他の委員への答弁で、今後は風害に対する視点も入れて見直すとのことでした。その際には、このたびの天沼地区のような空白地域ができてしまわないよう、全区的に満遍のない避難所設置を設定するべきだと考えますが、見解を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  今、開設の人員というお話がありましたので、その点について。  避難場所を増やすということは、人員を増やさなくてはなりません。そうしたときに、区の職員の皆様だけでは当然手が回らなくなることもあると思います。ですから、例えば、地域の方が中心となっている震災救援所運営連絡会のメンバーに初動を頼むなどして、新しい避難所を開設してもらうということも一案ではあると思います。  実際、昨年の台風19号のときに、避難所に指定されていない小学校の運営連絡会の方は、初動のために動こうとしていたという話も何件か伺っています。まさに、自助と共助の視点です。  そこで、区として、今後、避難所空白地域解消のため、一部の震災救援所を避難所と設定し、震災救援所運営連絡会のメンバーである地域の皆さんに協力を要請されるようなお考えはあるのか、伺います。

◆わたなべ友貴 委員  いい仕組みをつくって、広く広めていただけるようによろしくお願いいたします。  避難所を開設しても、そこに到達することが困難なほどに雨風が強い場合も当然あります。そうしたときには、やはり区民の皆さんには御自宅での垂直避難をしていただくことが、自らの命を守るためには最善策だと私は考えます。  区には、改めて、そうした垂直避難の有効性といった情報を周知するためにしっかりと予算を使っていただきたいと思いますが、その点について、決意を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  広く区民の皆様に情報が伝達されるようによろしくお願いいたします。  次に、乳児用液体ミルク、これも先日他の委員の質問にもありましたので、かぶらない範囲で聞かせていただきます。  区は、このたび、乳児用液体ミルクの備蓄に予算をつけてくださいました。言わずもがな、母乳が赤ちゃんにとって最良の栄養ではあります。しかし、災害時の体調不良や、もともとの体質によって母乳の出にくいお母さんのためにも、粉ミルクよりも割高で保存年限も短い、コストのかかる液体ミルクを備蓄することは、本当にすばらしい決断だと思います。感謝を申し上げます。  もっとも、温度管理が必要で保存が難しい液体ミルクですから、まずは区役所への備蓄ということでした。しかし、いざというときのためには、分散配置をしていくことが理想的です。この点については、今後さらなる研究をよろしくお願いいたします。  私からは、まず、乳児用液体ミルクを飲むために必要な容器について伺います。  乳児用液体ミルクは、粉ミルクのようにお湯を必要としない反面、粉ミルクと同様に哺乳瓶のような容器が別途必要です。現在は、缶の液体ミルクに直接つけることのできる哺乳瓶用乳首アタッチメントというものがあります。区は、乳児用液体ミルクの備蓄と同時に、こうした哺乳瓶やアタッチメントの備蓄を行う考えがあるのか、伺います。

◆わたなべ友貴 委員  対策は考えられているということでしたので、安心いたしました。アタッチメントは悪くなるものではありませんから、ぜひ今後検討していただけると幸いです。  次に、保存年限についても伺います。  液体ミルクは、粉ミルクに比べて保存年限が短く、備蓄するにはコストがかかると以前はお考えでした。しかし、このたび備蓄にかじを切ってくださいました。  そこで、区の備蓄する液体ミルクの保存期間はどの程度のものを備蓄するおつもりなのか、伺います。

◆わたなべ友貴 委員  昨年の杉並区議会第2回定例会では、私は、保存期限の近づいた液体ミルクは、乳児健診や母親学級、区内の保育園などの防災訓練などに積極的に活用し、ローリングストックをしてほしい旨の御質問をさせていただきました。この点についての検討状況はいかがでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  ローリングストックは、いざというときに使ったことがあるという親の安心と、赤ちゃんが事前に母乳以外にも慣れておくことができるというメリットもあります。私は、物心ついたときから母乳を飲んだことがありませんから、味は分かりませんが、液体ミルクと母乳というのは大分味が違うようで、赤ちゃんは最初に口にすると吐き出したりしてしまうこともあるようですから、ローリングストックで広く御家庭に行き渡るよう、様々施策を展開していただきたいと思います。これは要望です。  次に、オリパラ懇談会について伺ってまいります。  オリンピック・パラリンピックの推進について、区は、区民の大会理解促進、機運醸成のために、杉並区における東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた懇談会を平成28年から設置しています。  まず、区がこの懇談会を設置した目的、そして、求める最も大きな役割は何だと考えているのか、確認します。

◆わたなべ友貴 委員  区民が主体となって杉並区にレガシーを残そうとすることはすばらしい取組だと思います。  ここで1つ教えていただきたいのですが、頂いた資料ナンバー214によると、懇談会のイベント実績報告の中で、スポーツ実行委員会という分科会のようなものがあり、「レッツチャレンジ!クリケット!」というイベントを平成30年10月20日、令和元年10月20日の2回開催しています。イベント内容には、日本クリケット協会と連携したクリケット大会の開催と書いてあります。  東京2020の競技種目になっていないクリケットの大会を杉並区で開催することが、東京2020のレガシーを杉並に残すこととどのように関係するのか、伺います。

◆わたなべ友貴 委員  区のホームページの内容を確認しました。1回目の開催報告、平成30年11月29日、ページ番号1047406を見ると、諸外国の方々にも多く御参加いただき、出身地の垣根を越えて、参加者全員でクリケットを体験し、言葉だけではないコミュニケーションのすばらしさを実感、東京2020へのさらなる機運醸成に寄与することができたとあります。さらに、2回目の開催報告、令和元年10月31日、ページ番号1056279では、「クリケットの普及啓発を図るとともに、身体を動かすことの楽しさや面白さを感じていただくことができました。」とあります。  2回目に関しては、もうクリケットの普及自体が目的になっていまして、先ほども述べたとおりクリケットは東京2020での種目ではありません。クリケットの普及啓発がオリパラの機運醸成とどのようにつながっているのか、改めて、もう少し詳しくお願いします。

◆わたなべ友貴 委員  第1回の開催報告で、外国の方とコミュニケーションとありますが、なぜオリパラ種目でコミュニケーションを図らないのか。例えば、区民になじみの少ないパラ種目を外国人の方や障害のある方と一緒に行うことで、障害のある方への理解も外国の方とともに深めるというようなことになぜ思いが至らないのか、私は率直に理解に苦しみます。  懇談会の中で、部会ごとにワークショップを行い、事業を決定しているはずです。このように、せっかく上がってきた意見は、行政としてなかなか問題を指摘することは難しいかもしれません。  そこで、このクリケット企画が懇談会から上がってきたとき、区は、例えば、なぜオリパラ種目でやりましょうというような指摘をされなかったのか、それとも、何も疑問を抱かず、すばらしい事業だと思って予算をつけたのでしょうか。また、本番の年である来年度も同じ認識でいるのか、この点を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  今年はいよいよオリパラ開催の年となりました。区政経営計画書の69ページでは、区民懇談会が掲げるレガシーの創出に向けて区民と協働し、オリパラ開催年となった今年も相変わらず「クリケット大会の開催」とあります。クリケットを普及させたいのであれば、オリパラ懇談会とは切り離して、希望する団体が実施するのも1つの方法であると思います。  区民がこれを読んだときに、オリパラの機運醸成のためにどう直結するのかということが、この一文からは率直に読み取ることが私にはできません。ぜひ、オリパラ懇談会には、機運醸成に向けて適切かつ有効に力を注いでいただきたいと思いますが、区の見解を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  区にはしっかりと、区民懇談会、区民発のすばらしいレガシーを残せるように、また、先ほど大熊委員からもありましたが、オリパラ後もこうしたすばらしい活動が継続できるように、より適切、有効な方法を考えながら予算をつけて応援していただきたいと思います。  私からは以上です。

議会活動の記録一覧へ

出典:杉並区議会会議録検索システム / 確認日:令和8年10月2日