わたなべ友貴本人の発言を、当日の発言順に掲載しています(西暦の年表記は和暦に統一)。答弁や他議員の発言は省いています。質疑の前後関係は公式会議録でご確認ください。
◆わたなべ友貴 委員 私からは、歳入確保で、収入未済、不納欠損などです。使う資料は、決算書と区政経営報告書、監査意見書などです。
私からは、まず、歳入全体ざっくり伺いたいと思います。
歳入全体に目を向けると、昨年度は、特別定額給付金事業をはじめ新型コロナウイルス感染症対策の国庫・都支出金が大幅に増額し、過去最大の2,713億円となりました。国庫・都支出金は、この後質疑をする今井ひろし委員が詳しく伺いますので、私からはまず、歳入の中の特別区税について伺っていきたいと思います。
昨年度は、現基本構想最終年度の1年前という大変大切な時期であったにもかかわらず、新型コロナウイルスの影響を大いに受けた1年になりました。区民の多くは、新型コロナウイルスによって経済的な影響を少なからず受けたものと推察されます。
そうした中でも、区の基幹収入である特別区税については、前年度から約1.1%の増、金額にして7億4,974万9,000円増加し、675億1,119万6,000円となりました。そこで、まずは、この特別区税の増収要因について区はどのように分析をされているのか、確認します。
◆わたなべ友貴 委員 一般財源が、特別区財政交付金や地方特例交付金などの減少により、4年ぶりに減少しておりますが、今御答弁あったように、特別区税は増収、その中でも約9割を占める特別区民税についても増加しています。さきに申し上げたとおり、新型コロナウイルスによって、各御家庭が少なからず経済的影響を受けていると思います。そうした中でも、区は当初予算において、令和元年度に比べ増収を見込んで予算を張っていたので、こうした事態もしっかり予見できたことが分かります。もっとも、令和2年度の当初予算を策定する段階では、新型コロナウイルスの影響がここまで長引き、度重なる緊急事態宣言によって日本経済が大きな打撃を受けるということは、なかなか予見できなかったのではないかとも思います。
では、特別区民税について、新型コロナウイルスの影響を受けていたのかどうか、受けていた御家庭があった場合には、どの程度の影響があったのか、この辺を確認させてください。
◆わたなべ友貴 委員 影響が令和3年以降から出てくるということですね。
また、新型コロナウイルスの影響で経済状況が苦しくなった御家庭にとっては、特例での納税猶予の仕組みがあったかと思います。令和2年度、こうした猶予を利用された区民の方はどの程度いらっしゃったのか。あわせて、金額にするとどの程度の猶予があったのか、それを確認します。
◆わたなべ友貴 委員 猶予を受けても、しっかり納税をされているということですね。
では、個別のものに入っていきますけれども、特別区税の収入未済、不納欠損について目につくところを確認していきます。
最初に、令和元年度の特別区民税の収入未済額のてんまつについて確認しますが、令和元年度の特別区民税の現年の収入未済額8億130万8,000円ということでした。平成30年から約3,000万円額が増えてしまっていますが、昨年度の決算特別委員会においても、徴収の取組について確認したところではあります。昨年度の質疑で、期間が経過すると徴収率が低くなる傾向にあるため、今後とも早期の対応の強化によって解消を図っていく、早期着手・早期解決に向けた滞納整理に努める、平成31年度は現年の徴収に力を入れたなどの力強い御答弁があったと思います。
そこで、早期着手・早期解決という課の取組について、収入未済の解消に向けた、昨年度重点的に取り組んだ部分について確認します。
◆わたなべ友貴 委員 まさに早期着手・早期解決というような取組だったと思います。しっかりと対策を練って効果的な取組だったんだろうということが、あの額を見ても分かります。ありがとうございます。
それでは、令和2年度の特別区民税収入未済額に目を移しますと、令和2年度は7億9,424万3,000円余りが収入未済となっております。元年度より、若干ですが、新たな収入未済額についても減少しました。昨年度の決算特別委員会の質疑で、新たな収入未済の発生抑制に対する取組については、課内での人員体制や役割分担の見直しを含めて、しっかりと滞納処分の早期着手を進めるという回答でしたが、こうした取組が成果に結びついているんだろうと思います。
そうした答弁の中で、令和2年度に行った課内での人員体制、役割分担などの見直しについて、どのような取組を行ったのでしょうか、確認します。
◆わたなべ友貴 委員 いろいろ人員に手を入れてくださって、チームでやっていくということですか。分かりました。
今、様々課内で工夫をされたということが分かりましたが、一方で、昨年度は、先ほどから申し上げているとおり、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、対面での業務がなかなか困難な時期が多くあったと思いますが、課内の皆様の業務において、新型コロナウイルスの影響によって差し支えの出たような業務があったのか。あわせて、コロナの影響で業務内容に工夫したことなど、もしあれば教えてください。
◆わたなべ友貴 委員 今、キャッシュレス納付というお話があったんですけれども、キャッシュレス納付、実際使っていらっしゃる感覚でいうと、どれぐらいの割合の方が使っていらっしゃいますか。以前聞いたときは、なかなか難しいんじゃないかみたいな話だったんですけれども、肌感覚でいいので、どういった状況か確認します。
◆わたなべ友貴 委員 ペイジーでとても多かったということなんですけれども、クレジットカードも今されているとおっしゃっていましたけれども、今、キャッシュレスって携帯でピッとやるのが多かったりするじゃないですか。今後、そういった間口を広げるというのか、そういったものも考えていくおつもりがあるのか、その辺も確認していいですか。キャッシュレスの種類というんですかね、そういったものも。
◆わたなべ友貴 委員 私なんかはそうやって納めたいので、そういう区民の方、多分若い年代の方は多いと思いますし、最近では高齢の方もキャッシュレスでピッとやる方多いので、ぜひそういったことも検討していただけると、区民の皆さん、ありがたいと思うので、よろしくお願いします。
次に、令和2年度は令和元年度より減少したとはいえ、いまだに7億9,424万3,000円余り収入未済として存在したことは事実です。決して少なくない額であることはしっかりと受け止めていただいて、さらなる分析、それを基にした徴収業務の改善が必要になると思います。
そこで、令和3年度、収入未済額のさらなる縮減に向けてどのような取組に力を入れていくのか、現在の取組も併せて所管課の見解を伺います。人員の話は伺ったんですけれども、それに加えてさらにあれば、お願いします。
◆わたなべ友貴 委員 何かに特化しているというよりも、全方位でやるということですね。期待していますので、よろしくお願いします。
昨年度も申し上げましたが、税の公平負担という観点から、支払いを単純に忘れてしまった方や、支払う意思があるにもかかわらずなかなかお支払いできない方には、御相談に応じてももちろんいいと思います。そういう必要があると思います。もっとも、明らかに支払う意思のない方に対しては、もっとより厳しくというか、性善説に立ちたいところではありますけれども、納税をしていない、するつもりのない人にとって、納税をしている方と全く同じ区民サービスを受けるのは、やはりおかしいというのが区民感情でもありますから、そうしたところは厳しく対応していただきたいと思います。
そこで、諸事情によりなかなか納税できない方に対して御相談を様々受けるかと思います。令和2年度においてそのような相談の件数、どの程度、肌感覚で構わないので、令和元年度と比べてどうだったのか、その辺を確認します。
◆わたなべ友貴 委員 納税を行う意思のない方に関しては、財産の差押えということになると思います。先ほどおっしゃいました。昨年度、そうした差押えによって得られた歳入についてどの程度あったのか、確認します。あわせて、近年の差押え額の推移についても確認させてください。
◆わたなべ友貴 委員 大体それぐらいの額で推移していくということですね。分かりました。
時間がないので、不納欠損について幾つか確認したいと思います。
目につくところで、令和2年度杉並区会計決算の監査意見書の8ページ、不納欠損額の状況を見ると、「一般会計と特別会計の不納欠損額の合計は、2年連続で減少し、」とあります。しかし、一方、一般会計の諸収入の不納欠損額については、元年度6,684万4,000円だったのに対して、令和2年度1億3,888万2,000円と、ほぼ倍増しています。倍増という額は結構驚きなんですけれども、この増大した原因について確認します。
◆わたなべ友貴 委員 御答弁で、生活保護費弁償金の不納欠損額が著しく増えたというような理解をしました。これについては、何か特別な理由があったんでしょうか。
◆わたなべ友貴 委員 これは27年度までちゃんと回収していなかったというか、債権管理をどのように行っていたのか。指摘があるまでそれはどういうふうに行っていたのかというのを確認します。
◆わたなべ友貴 委員 会計検査院から是正勧告があったというようなことだったと思います。指摘を受けた後で管理方法について変更があったと思うんですけれども、どういうふうなことがあったのか。これはしっかり力を入れてやっているようなことだと思いますけれども、その辺のやり方について確認します。
◆わたなべ友貴 委員 収入未済、また不納欠損を減少させるために、債権回収に向けて積極的な取組が必要だと思います。また、こうした方に対しては、なかなか支払うことが難しい状況が続いていると思いますけれども、あくまでセーフティーネットですので、トランポリンのように跳ね返って、ちゃんとお支払いできるような、生活保護から抜け出せるような対策もしっかり併せて取らなければいけませんけれども、今後、福祉事務所のほうで適切な債権管理に向けた取組についてどのような取組を行っていくおつもりなのか、その辺の姿勢というか、取組を確認させてください。
◆わたなべ友貴 委員 生活保護の方というのは、なかなかデリケートな話でお話が難しいところもあると思うので、職員さんのそうしたケアのほうもしっかり行っていただきながら、さらに債権管理の取組についてしっかり取り組んでいただきたいと思います。
私からは以上です。