わたなべ友貴本人の発言を、当日の発言順に掲載しています(西暦の年表記は和暦に統一)。答弁や他議員の発言は省いています。質疑の前後関係は公式会議録でご確認ください。
◆わたなべ友貴 委員 私からは、お口の健康について、災害時要配慮者支援について、またペットの防災対策について伺います。使う資料は、区政経営計画書と予算書です。
まず、お口の健康について伺ってまいります。
「お口の健康は全身の健康」というキーワードが一般的になってきました。口腔の健康状態は全身の健康状態と密接な関係があることが科学的にも証明をされています。したがって、口腔の健康状態を維持改善するための歯科治療は、全身的な健康状態の維持にとっては欠かせないものと考えます。
区では、歯と口腔の健康づくりの推進について、来年度145万円の予算を計上していますが、まずは、この予算についてどのような事業を行っていくのか、確認します。
◆わたなべ友貴 委員 歯と口腔の健康を維持するためには、自宅での適切なケアに加えて、かかりつけ歯科医での定期的な診察がもちろん有用です。第53回杉並区民意向調査によれば、まだかかりつけ歯科医のいない方は25%近くいらっしゃるということです。かかりつけ歯科医を区民につくっていただくために、区の行っている事業について確認をいたします。
◆わたなべ友貴 委員 折を見てかかりつけ歯科医へ促していくような取組をしてくださっていると思うんですけれども、成人歯科健診について特出しして伺いますが、令和4年度では区内7,800人が健診を予定しています。近年の成人歯科健診の受診率、どのような状況になっているのか、伺います。また、世代別のパーセントも、目立つものでいいので、分かれば教えてください。
◆わたなべ友貴 委員 この数字、他区と比べるとどういった状況でしょうか。また、この辺りの数字、10%ちょっとということですけれども、あまり高い数字でないように私は思うんですが、このような値を推移しているということの理由について、区はどのように分析していますか。
◆わたなべ友貴 委員 今御答弁いただいたように、これをきっかけにかかりつけ歯科医をつくっていただくことも大きな目的だというふうに思います。また、直接命に関わるような問題ではないというふうに理解している区民もまだまだいらっしゃるというふうなことだと思います。
こうしたことで成人歯科健診へ行っていただいて、かかりつけ歯科医になってもらうために、その場で資料なり何なり提示して促すと思うんですけれども、区はどういったサポートを歯科医師会の方と一緒にやっていらっしゃるのか、それを確認します。
◆わたなべ友貴 委員 先日、歯科医師会の先生方から、口腔ケアをせずに歯周病にかかり、放置した方の写真を見せていただきました。特別な例だと思いますが、歯が全部抜け落ちて穴が開いて、壮絶なものだったというふうに記憶しています。
こういうものを一度でも見ると、私はこうなりたくないなというふうな危機感を必ず抱くと思います。こうした共有が私は一番大事だと思っています。成人歯科健診を利用してもらった方に関しては、歯科医師の先生のトーク頼みになりがちな部分もあると思うので、こうした、ちょっとグロテスクでもいいですけれども、ちゃんと危機感をあおれるような資料を一緒に作っていただければいいなというふうに思いますので、これは要望とさせていただきます。
また、1歳6か月、3歳児の歯科健診、ブラッシング指導が行われていると思いますが、その際にも、一緒にいらっしゃった保護者の方にも歯科のケアなどを一緒に受けていただいて、歯科に関心を持つ機会を数多く提供していただければと思います。これも要望とさせていただきます。
次に、災害時要配慮者支援について伺ってまいります。
本日は福祉救援所について幾つか伺いますが、区政経営計画書の81ページによると、来年度、福祉救援所の充実が挙げられています。空白地が減るように、地域バランスを考え、3か所の指定が予定されているということですが、まずはこの3か所の地域について確認をさせてください。
◆わたなべ友貴 委員 福祉救援所になる介護事業所や福祉事業所では、令和6年度から個別に業務継続計画の作成が義務づけられたと思います。ちなみに、令和6年度までは努力義務ということです。
区では、これを受けて、来年度、介護事業者に対してBCP作成支援を行うということですが、作成支援とは具体的にどのような支援を想定しているのか、伺います。
◆わたなべ友貴 委員 BCPの作成には、時間も専門的な知識を有した方も必要です。今、中小企業診断士の方と一緒にというふうにおっしゃっていましたけれども、こうした方を外部からお呼びするには、お金もかかる場合があると思います。江戸川区では、中小企業向けですが、BCP作成に係る助成金を創設しており、かかる費用の3分の2、上限20万円までを助成しているということです。具体的な助成方法はお金だけとは言いませんが、ぜひ事業者のBCP作成に対するハードルを下げるような施策を考えていただければと思います。
また、今年度は介護事業所のみに作成支援をするということですが、6年度には障害者福祉事業所でも作成義務となりますので、こちらへの支援も今後広げていただけるように要望しておきます。
また、計画書81ページによれば、福祉救援所連絡会、年3回行うということですが、この連絡会は毎年開催しているものなのか、またどのような内容を話し合うのでしょうか。
◆わたなべ友貴 委員 直接避難とか救援所との連携なんていうのは、私、先日一般質問でさせていただいて、まさにここがテーマになるところだと思うので、来年度以降しっかり取り組んでいただければと思います。
また、これまで何年間かコロナ禍でできなかったということですけれども、当然、こういった施設は、もしコロナにかかってしまったら命に直結するような施設ですので、そうしたことは十分理解しますので、できるところから徐々にやっていただければと思います。
また、今マニュアル整備や訓練の実施に向けたというふうな話がありましたが、マニュアルの整備状況、訓練実績を現在把握しているのでしょうか。
◆わたなべ友貴 委員 まだまだなかなか手が回っていない状態なんだなというのが、今の数字で分かると思います。後回しになることもあるかもしれませんけれども、ぜひ区が音頭を取って、少しでも早く全福祉救援所で整備を終えて訓練ができるように要望しておきます。
またあわせて、先ほどのBCPに関しても、この機会ですので、まず連絡会などでBCPの作成状況をしっかりと把握していただいて、追いついていない施設へプッシュ型で支援していただくようにお願いいたします。
最後に、ペットの話について伺ってまいりますが、経営計画書91ページによると、災害時におけるペットの救護対策が主な取組に上げられています。まず、区はペットの同行避難について区民へどのような周知を行っているのか、伺います。
◆わたなべ友貴 委員 私も、先日荻窪地域区民センターで行われたイベントでこうした取組を見ています。とても分かりやすく丁寧に御説明いただいたのを覚えています。
しかし、いろいろ周知されているということですが、ペットと一緒に暮らしている方からは、ペットと一緒に避難できる避難場所を整備してくださいという要望を本当に多くいただきます。杉並区では、災害時、全震災救援所でペットとの同行避難を既に認めており、この点は近隣区と比べても対応が進んでいると思います。しかし、残念ながら、区民の方にはなかなかその情報が届いていない現状です。
言われる都度、私は、杉並区は全部の避難所で避難できますよと胸を張って答えているんですが、その方がおっしゃっていることも理解できます。というのは、私もちょっと太りぎみの猫と一緒に暮らしていますが、当然動物病院へ連れていくこともあります。そうしたときに同行避難の情報を目にしたことは、残念ながら一度もありません。区の獣医師会の方には具体的に同行避難について周知をお願いしているのでしょうか。ペットとともに暮らしている方に確実に情報を届けられるのは、まず動物病院ではないか。診察に訪れた方に口頭での説明をお願いするなど、区獣医師会の先生との協力を改めて深めていただきたいと思いますが、この点について見解を伺いたいと思います。
◆わたなべ友貴 委員 私も近々また行く用事があるので、そのときにまた楽しみに見てみたいと思います。よろしくお願いします。
また、ある方は、同行避難の話を私がすると、続けて、避難をしてもペットと一緒にいられない、家族と離れるのはおかしいと結構声を荒らげて私におっしゃるわけです。区のホームページから「ペットのための災害対策心得」を確認すると、ペットは人と離れたところに避難をしますと記載があります。これは平成26年の資料になりますが、この対応は今も継続しているということでよろしいんでしょうか。
◆わたなべ友貴 委員 避難所にはアレルギーをお持ちの方もいらっしゃるでしょうし、生活音や臭いなど、様々共同生活で配慮する必要があるのは当然理解します。私もそのとおりだと思います。ですから、皆さんが一緒に生活をするというわけには当然いきませんが、杉並区では震災救援所の開設当初から、体育館だけではなくて空き教室も利用していることだと思いますので、例えばペットとの同行避難の方の部屋をあらかじめつくっていらっしゃる救援所もあるかもしれません。この辺りの救援所の状況、防災課の皆さんと共有して把握されているんでしょうか。また、現状はどのようになっているのか、分かれば教えてください。
◆わたなべ友貴 委員 しっかりと情報共有は課をまたいでしてくださっているということで、大変心強く思います。私も震災救援所の運営メンバーですが、その会議の際にも、生活衛生課の方がペットの防災について御説明いただいたことをよく覚えています。区政経営計画書にも、運営連絡会との協力体制を整備するとの記載があります。現在は避難所ごとに図上で行うSUG訓練のようなものもあり、その際は必ずペットを連れてきた方の避難が課題に上がります。避難所ごとに対応を随時検討していると思いますので、ぜひとも防災課の皆さんと連携を取って情報収集を引き続き行っていただき、ホームページにもぜひ、救援所ごとの最新の受入れ体制のアップをしていただきたいと思います。
過去の災害では必ず、ペットとの避難を見ると、そもそも同行避難を認めていない自治体や、屋根つきの屋外、屋内のペット専用スペースなど様々対応があるということです。物理的に避難所の広さも杉並区では限りがありますから、なかなか難しいところもありますが、間違えても同行避難したペットが雨ざらしや野ざらしになるようなことがないように心がけていただきたいと思います。ペットは家族ですから、SNSのアイコンにワンちゃんをつけているような方もいらっしゃいますので、そうしたこと。
そこで、区として、ペットとの同行避難について、何か来年度環境整備など考えていらっしゃるのか、伺いたいと思います。
◆わたなべ友貴 委員 随分手厚くやっていただいているようで、本当にありがとうございます。私もこれからまちで、そういった方、また激しく言われるんでしょうから、その都度しっかり丁寧にお答えしたいと思いますので、引き続き取組よろしくお願いします。
以上です。