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決算特別委員会

危機管理・ミサイルへの対応・防災

令和4年決算特別委員会-10月11日-05号

危機管理ミサイルへの対応防災
公式会議録を読む

発言本文

わたなべ友貴本人の発言を、当日の発言順に掲載しています(西暦の年表記は和暦に統一)。答弁や他議員の発言は省いています。質疑の前後関係は公式会議録でご確認ください。

◆わたなべ友貴 委員  危機管理について、防災について、時間があれば広報についてお伺いしたいと思います。使う資料は、区政経営報告書です。  危機管理について、まずは伺います。  10月4日7時29分、北朝鮮から日本に向けて弾道ミサイルが発射され、日本の一部地域にJアラートが発令されました。これまでも頻繁に北朝鮮からは日本へミサイルが飛び続けています。区政経営報告書の344ページを見ると、危機管理体制の強化という施策のうち、杉並区国民保護計画の運用というものが挙げられていますが、具体的に当該年度、どのような取組に、どれだけの支出があったのか、確認をいたします。

◆わたなべ友貴 委員  全然使われていないんだということが分かりました。  区の想定にもあるとおり、隣国からミサイルが発射された場合には10分程度で着弾をしてしまうということで、本日は、区内にいらっしゃる方の命を守るためにどのようなことができるのかという視点で幾つか質問させていただきます。  武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第148条1項の規定に基づき、東京都は今年の9月30日、緊急一時避難施設を指定いたしました。この施設は、ミサイル攻撃等の爆風から直接の被害を軽減するための一時的──これは1から2時間程度ですが──避難施設であり、既存のコンクリート造りの堅牢な建物や地下施設がこの対象となっています。杉並区では、この施設はどの程度指定されているのか。また、区が独自で指定している施設というのもあるんでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  では、杉並区からこうした施設があるよというような提案とか、そういうものを東京都にするということはできるんでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  この施設は、爆風等から身を守るため、より効果的と言われているのが地下施設になります。地上建物では、例えば爆風で窓ガラスが割れてしまうのではないかとか、壁面が耐えられないのではないかなど危険があるからであります。先ほど御答弁いただいた区内の施設の中で、地下施設、これはどの程度あるんでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  我が国を取り巻く環境に鑑みると、弾道ミサイルに対する備えはさらにこれも進めていく必要があると考えます。そのためには、公共施設に限らず、民間の建物も含めた施設の拡大が今後必要ではないかと思います。そういった視点で先ほど区からの提案はできないかといったことをお伺いさせていただきました。  例えば、区内には多くのライブハウスがあります。こうした施設は大きな音を出す関係で地下にあることが多い民間施設ですから、こうしたライブハウスを仕切っている団体、日本音楽会場協会という皆さんがいらっしゃいますが、こうした方も理解を示してくださっています。そして、今後区としてもライブハウスのような民間施設、こうしたものを避難施設として考えていくことが必要だと思いますが、この点はいかがでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  そうすると、予算の執行の方法なんかも、そういったところに物資を例えば配備するだとか、そういった使い方もできると思いますので、今後検討していただければと思います。  また、この協会の皆さんは、災害時の帰宅困難者の一時滞在施設としても申出をしてくださっておりますので、この点も御検討いただければと思います。  次に、防災について伺います。  まずは、備蓄品の乳児用液体ミルクについて伺っていきます。他の会派からも液体ミルクの話が出ましたが、異なる視点で幾つか伺ってまいります。  乳児用液体ミルクは、賞味期限が短いのでどんどん入替えが必要になります。区政経営報告書347ページ、備蓄品の入替え補充の件数28万2,379件ということですが、この中で乳児用液体ミルクはどの程度あったのか。また、乳児用液体ミルクの購入にどれだけの支出があったのか、確認します。

◆わたなべ友貴 委員  143万円かかったということですが、これは、今後も毎年度ほぼ同額の金額がかかってくるという認識でよろしいんでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  令和元年第2回定例会、一般質問において、乳児用液体ミルクの備蓄について質問させていただきました。その際、備蓄を進めていただくことと併せて、災害時に使い方が分からず戸惑うことがないように、また、日頃から赤ん坊が味に慣れておいてもらえるように、そういった視点でローリングストックしていただけるようにということを質問させていただきました。これはその後の他会派からの質問でもあったと思います。  そこで、乳児用液体ミルクの入替えの際、ローリングストックをする仕組み、こうしたものが確立されているのか伺います。あわせて、昨年度廃棄することになってしまったものがあれば、その量についても分かれば伺いします。

◆わたなべ友貴 委員  廃棄したものがないというのは、とてもいい取組なので、今後も続けていただければと思います。  先日、荻窪保健センターで乳児健診に行かれた方から、そこに液体ミルクが置いてあって、御自由にお持ちくださいと書かれて配布していましたという話を聞きました。私が息子を1歳半健診に連れていったときは、この配布には残念ながら出会えませんでした。常に置いてあるというわけではないのかもしれません。もっとも、その配布を見た方は、ただ置いてあるだけでどうやって使うのか、何に有用なのかということが分からないとのなかなかネガティブな感想をお持ちだったようです。確かに、液体ミルクの国内での流通はまだ始まったばかりですから、認知度が低くてももちろん当然です。しかし、その有用性に鑑みれば、消極的印象を持たれてしまうのも勿体ないなと私は思います。こうした意見もいただきましたので、今後同様の配布方法を継続することがあれば、例えば、検診の際の面談のときに一言説明してお渡しするだとか、一手間加えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  私は4か月健診も連れていったんですけれども、そのときも何か出会えなかった気がするんですよね。何か運が悪いんですかね。すいません、分かりました、ありがとうございました。今後もローリングは順次来るので、廃棄をしないという視点でも、また災害時に利用できるようにするためにも、ストックの仕組みのさらなる拡大を要望しておきます。  また、ミルクに関する備蓄ですが、現在は温度管理の関係で各救援所ではなくて、区内数か所の備蓄倉庫に備蓄して、救援所から必要分を取りに来てもらうというようなことになっていると思います。液体ミルクを持って帰った救援所においては哺乳瓶を利用することになると思いますが、液体ミルクが必要になるのは、粉ミルクを溶かすお湯が用意できないときだと思います。哺乳瓶は、一度使えば熱湯で消毒しなくてはいけません。お湯がないから粉ミルクではなく液体ミルクなのに、哺乳瓶をお湯で消毒、これはできないのではないかと私は思うんですが、液体ミルクを備蓄する際にはアタッチメントタイプの飲み口、これを一緒に備蓄していただいて、ミルクと同数救援所に持って帰っていただくというふうな仕組みをつくったほうがいいのではないかと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  分かりました。コップとかスプーンだと赤ん坊はなかなか飲みにくいんじゃないかなというふうに思うので、ぜひ検討していただければと思います。  次に、災害関連死の観点から、区の取組について伺います。区政経営報告書の344ページ、地域防災計画(令和3年度修正)版の印刷をこれは行っていると思いますが、この防災計画の156ページで、災害関連死の抑制にも影響する震災救援所における良好な生活環境の確保に向けてマニュアルに反映させると書いてあります。これは当該年度、どういった議論を経て、このマニュアルのどのような部分が改定されたのか、確認をしておきます。

◆わたなべ友貴 委員  地域防災計画のマニュアル、そうしたものに感染症対策を早速反映させていただいたことはすばらしい取組だと思います。所管の皆様の取組に率直に感謝を申し上げます。  災害関連死は、平成28年の熊本地震において、死者数273名のうち実に8割に及ぶ218名が関連死であったことから注目をされるようになりました。災害関連死は、避難所における疲労や環境悪化、ストレスによって体調を崩して死亡するケースが多いということです。今年5月に公表された都の首都直下地震の新しい被害想定にも、このことは課題として書き込まれています。こうした災害関連死の対策について、区はこれまでどのような取組、対策を行っているのか、確認をしておきます。

◆わたなべ友貴 委員  ありがとうございます。今のエコノミー症候群という話が出ましたので、このことに関連して、区内には理学療法士協会という団体があります。これはいわゆるリハビリの専門の方の集団です。もっとも、リハビリの先生方の専門は機能回復だけではありません。身体機能の低下や生活環境の分析、予防をしてプログラムを作成することもできる、いわゆる動作の専門家であります。大規模災害が発生し、避難所生活が余儀なくされる場合、元気な高齢者でも、活動量の減少によって身体機能が低下する場合もあると聞いています。これが災害関連死の要因の一つでもあるエコノミー症候群のリスクを高めることになります。  理学療法士の先生方は、避難所に赴いて体操指導や環境整備、助言等を行うことで、ストレス解消や効果的な身体運動も指導できると聞いています。実際、福島県や三重県では、災害時協定などを理学療法士協会と締結することで避難所生活の支援を行っているとのことです。杉並区でも、災害関連死対策としてこうした検討が有用と考えますが、今後そうした協定締結を含めて関係構築を検討していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  どうぞよろしくお願いします。意識のある皆様の申出はどんどんどんどん可能な限り受けていただいて、やっていただけるとありがたいと思います。区長の所信表明にもありましたが防災協定、これはとても有用なものですので、広げていただけるように努力していただければと思います。これは要望です。  次に、在宅避難に対する区の対応について確認をします。コロナ禍で、区は区民の皆様へ可能な限り在宅での避難ということを推奨しています。しかし、区民の中には、いまだに災害が起これば、何よりもまず避難所へ避難しなきゃという考えの方も多くいらっしゃるのが現実です。  そこでまずは、当該年度、区は区民に対する在宅避難を促すため、どのような取組を行い、その点にどれだけの支出を行ったのか、これを伺います。

◆わたなべ友貴 委員  あのパンフレットを私も拝見しましたけれども、1回見れば分かりやすいんですけれども、なかなかそれが到達していない部分もあるので、その点はまた今後も検討していただければと思います。  在宅避難をするために、震災の場合には家が倒壊していないことや、火災被害に遭ってないことが大前提。そのためにも、耐震補強や感震ブレーカー助成を行っていると思います。本来、これらは自助で行うものですから自費で行うのが原則だと思います。しかし、区が助成をして政策誘導していくことは必要だというのが私の考え方です。そうした視点で対策、避難を促すために、今後新しい助成メニューとして、例えば耐震ドアの助成設置というものはいかがかというふうに提案したいと思います。仮に、在宅避難をしようとする場合、揺れが収まった後、何とかドアをこじ開けても、その後ドアが閉まらなければ家にいることはできません。様々な災害で残念ながら火事場泥棒のような悪党がいるのが現実。仮にそうした連中と扉の閉まらない自宅で出くわしてしまったら、何が起こるか分かりません。ですから、耐震ドアへの交換助成というメニューも在宅避難には適しているのではないかなと私は考えています。これは防災だけではなく、災害後の防犯の視点でも有用です。  そこで、今後、在宅避難を一層区民へ推進するため、新しい助成メニュー、こうしたものの創設も必要だと思いますが、区の見解を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  残り時間が短いので、少しだけ広報の話をさせていただきたいと思います。  報道アドバイザーというものを昨年度末か何かに雇ったと思うんですけれども、それの今回辞めるまでかかったお金、これはどれぐらいかかったのか、お伺いします。

◆わたなべ友貴 委員  広報の皆さんはとってもよく仕事をされていて、私はこうした方を別に雇う必要はなかったんじゃないかなと思っているんですけれども、その点について、区の考え方はどうですか。

◆わたなべ友貴 委員  広報課長がそこまで言うなら、多分そうだったんだと思いますけれども、私は広報課の皆さんの仕事で十分だったと今でも思っていますし、これからもそう思います。  今年の8月か7月にお辞めになられたんすけれども、そのお辞めになられた経緯について最後確認して、終わりたいと思います。

◆わたなべ友貴 委員  分かりました。その事実がどうかという話も結構重要だと思っていて、前に総務財政委員会で一言指摘させていただきましたけれども、補正予算で給食費の助成をするのが給食費無償化の布石になっているというようなことを書かれていました。これは明確に所管の方も違うとおっしゃっていましたので、これは誤報です、間違いなく。なので、そうした認識はしっかり改めていただいて、ちゃんとしたメディアに杉並区のすばらしい取組をこれからも広めていただければと思います。  以上です。

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出典:杉並区議会会議録検索システム / 確認日:令和8年10月2日