発言 1
この発言の公式記録◆31番(わたなべ友貴議員) おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。杉並区議会自由民主党のわたなべ友貴です。会派の一員として、通告に従い一般質問をさせていただきます。 本日は、子供の安全について、公共施設の利用について質問をさせていただきます。 まずは、子供の安全について伺います。 昨日話に出ていましたが、5月8日、東京都立川市の小学校に男性2人が押し入り、暴れ、教師5人にけがをさせる事件がありました。日中、子供たちが学校にいる時間の犯行であり、大変驚いたのと同時に、杉並区で同じような事件が起きた場合、大丈夫なのだろうかと不安が頭をよぎりました。 そこでまず、杉並区立小中学校において、過去3年間、教育委員会が認識している学校への不審者侵入事案は何件あったのか、その場合、学校はどのように対応をしたのか、伺います。 区立小中学校では、不審者の侵入に備え、教員の危機管理マニュアルがあります。もっとも日々激務に追われる教員が、マニュアルをどの程度理解し、また有事の際にマニュアルどおり行動することができるまで練度を上げられているのかは未知数であります。学校ごとに訓練頻度や訓練内容が異なれば、マニュアルの理解度、練度に差が出ることも当然考えられます。 そこで、区教育委員会は、各学校に対し、不審者の学校侵入に備えてどのような指導を行っているのか、また、その指導に対する学校の対応についてはどのように把握をしているのか、伺います。 ところで、杉並区では4月と5月、天沼にある同じスーパーマーケットで2か月連続強盗事件がありました。子供たちが学校にいる平日昼間の事件でしたので、子供が現場周辺の学校に通う保護者には、子供の引取りについて連絡がありました。もっとも現場である天沼から距離のある西荻窪、高円寺、和田に住む私の友人たちに確認をしたところ、この地域の保護者へは連絡がなかったそうです。ある学校では、教員が一言、荻窪で強盗事件があったから気をつけて帰るようにと子供に声をかけたということでした。この一件で私は、区内で強盗事件のような凶悪事件が発生した場合、学校により対応に違いがあるということを知りました。区内全域の保護者に最低限の連絡ぐらいはあるものだろうと勝手に思い込んでいました。 そこで、教育委員会は、日中、区内で凶悪事案が発生した場合、どのような基準で保護者への連絡対応を変えているのか、伺います。 先日、強盗現場の天沼から少し離れた西田小学校に子供が通う保護者から、5月8日に学校から送られてきた子供引取りについての連絡内容を見せてもらいました。13時45分から14時45分は各教室で保護者が引き取る、14時45分以降は学童に行く児童は教員と共に集団下校、学童へ行かない児童は学校体育館で預かる、16時までの引取りができない家庭については教員が引率、こうした学校の対応が記載をされていました。事件発生が11時10分でしたので、この対応は大変迅速かつ適切な対応であったと私も評価をいたします。もっとも私がお話を聞いた御家庭によれば、大規模災害時には子供の引取りがあるということは知っていたが、強盗事件が発生した場合にも保護者の引取りがあるということは知らなかったということでした。私は、凶悪事件が発生したような場合にも児童の引取り対応が必要になることについて、全区立学校保護者がこの際、あらかじめ知っておくべき情報であると考えますので、この情報共有についての認識を伺います。 立川市での学校への不審者侵入・暴行事件や、天沼での2か月連続の強盗事件を受けて、私たち会派議員のもとには、小中学校だけでなく、保育園や幼稚園にお子様を通わせる保護者から不安の声が多数寄せられました。こうした声を重く受け止め、5月12日、杉並区議会自由民主党として杉並区と教育委員会に対し、再度の施設の安全点検を迅速に行い、その結果を保護者へ情報提供することについて緊急要望書を提出させていただきました。 そこで、私たち杉並区議会自由民主党の緊急要望を受け、区と教育委員会はそれぞれどのように対応をしてくださったのか、伺います。 あわせて、会派の要望のように、実際に保護者への連絡をした際、区、学校、教育委員会は、それぞれどのような業務が必要になったのか、業務量の負担などについて伺います。 私たちの要望によって、現場の先生方に多大な業務負担を強いることは当然理解をしています。それでも今必要なことは、不安を抱く保護者に一刻も早く安心をしていただくことであると考え、要望をさせていただきました。今後も、子供の命を守るため、会派として、引き続き前向きな提案をしながらこの課題に共に取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 次に、公共施設の利用について、本日はとりわけ公園利用に関して伺ってまいります。 杉並区は、令和6年7月から令和7年3月31日まで、公園の利用に関する新しいルールの試行を行いました。その後、区は、試行期間を終えた翌日の令和7年4月1日から、この試行ルールを正式なルールとして採用、運用することになりました。試行期間中、私も区民から試行ルールについて賛否それぞれの意見を聞いていましたので、正式ルール化に至るまでの庁内議論は大変興味のあるところです。 そこで、区として試行期間の区民の声、とりわけ試行期間中に行っていた公園利用者アンケートになると思いますが、この結果をどのように分析し、正式ルール化という結論に至ったのか、伺います。 新ルールでは、公園内で原則禁煙となりました。しかし、ベンチ周辺にはこれまでどおり、連日吸い殻が散乱しています。ポイ捨ては論外でありますが、たばこを吸う方の人数も減っていないのではないかと感じます。せっかく新ルールが施行されても、喫煙ルールが守られる気配は一切ありません。新ルールの施行開始時、杉並区の新しい公園利用のルールを特集する東京新聞の記事を拝見しましたが、案の定、その実効性についての続報は掲載をされていません。一部オールドメディアの著しい劣化を感じてなりません。喫煙される区民に話を聞けば、残念ながらいまだに公園が禁煙であることを知らない方も多くいらっしゃいました。これまでの周知ではまだ足りていないということです。全ベンチへ禁煙シールを貼ったり、全ベンチ下に禁煙とペイントされたマットを敷いたりするなど、積極的な周知が必要と考えます。 そこで、区は、今後、区民への新ルールの周知をどのように実行していくのか、伺います。 喫煙に関しては、区が様々ルールを定めても実効性が乏しいのが現実です。例えば歩きたばこ禁止といっても、人通りの少ない1本裏の路地に入れば、その瞬間からたばこに火をつける方は必ずいらっしゃいます。現在、歩きたばこについては、環境課が中心となってパトロール等をしてくださっていますが、その範囲を公園まで今後広げていくということになるのでしょうか。 そこで、今後、どのように公園における禁煙ルール違反者へ対応をしていくのか、伺います。 全面禁煙というルールの実効性を高めるには、喫煙者への周知とともに、喫煙者が堂々と吸うことができる環境を整えることはワンセットです。区には、引き続き、喫煙者と非喫煙者の共存に向けた取組を進めていただくように要望をしておきます。 ここからは、公園の占用――独占して使用すること――について質問をさせていただきます。以前、予算特別委員会でこのテーマを取り上げたことはありますが、今日は具体的な提案を交えて詳しく伺ってまいりたいと思います。 杉並区は、区立公園の占用許可をする条件として、政治活動を行うことを禁止しています。今日の議論の前提となりますので、改めて区立公園で政治活動を禁止している趣旨を伺います。 杉並区では、近年、区内各地で様々な団体がデモ活動を行っています。デモは、憲法21条で認められている国民の権利です。ルールにのっとりデモをすることは自由です。もっとも杉並区で行われるデモは大規模なものが多く、デモ開始前の参加者集合場所を公園にする場合がほとんどです。区は、デモ団体から申請があれば、区立公園をデモ活動の集合場所として占用することについて許可をしています。しかし、デモ団体は、集合場所利用との約束にもかかわらず、デモを始める前に、公園内でマイクパフォーマンスのようなセレモニーを長時間行うことが常態化しています。もはや集合場所としての利用とは言えません。 ここで、以前、予算特別委員会で取り上げた話を振り返ります。令和6年2月17日、高円寺中央公園をスタート地点としてデモが開催されました。当日、私の友人親子が偶然公園に遊びに行くと、公園内で大きなマイクの音でパフォーマンスをする大人たちがいて、怖くて遊ぶ場所を変えざるを得なかったと教えてくれました。 では、こちらがパネルになります。では、1枚目、今日、いっぱい出てきますので。こちらになります。そのときのパフォーマンスシーンです。日本共産党杉並区議団の区議会議員とマイクを握る日本共産党都議会議員の姿が写っています。杉並区が定めている占用許可条件のルールを杉並区議会議員が率先して破り、子供を公園から追い出している、それがこの杉並区の現状です。区民がこの事実を知れば、果たしてどう思うでしょうか。 そこで伺いますが、区は、区立公園についてデモの集合場所としての占用を許可していますが、その趣旨を伺います。 あわせて、許可を出す際、区は、あくまでも集合場所という説明をデモ主催者に理解していただくまで入念にできているのかも伺います。 デモ集合場所としての公園占用許可については、他にも様々条件があります。近隣住民の迷惑にならないこと、他の方の利用を制限しないなどです。最近の杉並区におけるデモは、参加者の方が大変多くなる傾向にあります。つまり、公園をデモの集合場所とする場合には、公園内の広い面積を占有することになります。したがって、デモ参加者が他公園利用者へ特段の配慮が求められるということは誰にでも分かることです。 令和7年5月11日、高円寺で再開発反対パレードと称する大規模デモがありました。こちらのデモの集合場所も、先ほどパネルで提示しました令和6年日本共産党杉並区議団の皆さんが区のルールに違反して政治活動を行った高円寺中央公園でした。この日も、前回とは異なる私の高円寺南2丁目に住む友人家族が、みんなで朝からお弁当を作り、子供2人と高円寺中央公園へお昼御飯を食べに行ったそうです。しかし、公園内では、デモ参加予定の大人たちが輪になり、飲酒をし、大声を出し、児童遊具によじ登ったりしており、到底家族で楽しい時間を過ごすことができる空気ではなく、せっかく作ったお弁当は、晴れの日にもかかわらず、自宅で食べることになってしまったということです。外でお弁当を食べることを楽しみにしていた子供たちは大変落胆をし、3歳の次男は外で御飯を食べたかったと家で涙を流していたと聞きました。大変ひどい話です。 では、このパネル、デモ開始前のワンシーンです。2枚目になります。SNSから拾ってきた画像です。子供が遊ぶための遊具に上り、意気揚々とポーズを決めているデモの参加者の方です。区議会議員さんの知り合いの方がいらっしゃいますね。他の公園利用者への配慮は一切ありません。大変ひどい話です。 さらに、公園に面するマンションの2階にお住まいの小学生のお子様が、当日は公園内で大きなアンプを使い、楽器の演奏をしたり、何人も演説をしたりしていたと教えてくれました。演説と聞いて、まさかと思いましたが、そのまさかでした。 それがこちらのパネルになります。では、3枚目であります。こちらです。性懲りもなく、日本共産党杉並区議団の議員が気持ちよさそうにマイクパフォーマンスをされているのがよく分かると思います。よく見てくださいね、岸本さん。昨年に続き、こちらの方は再犯です。ひど過ぎます。またも区の定めるルールを破る区議会議員、現在、杉並区議会では、懲罰特別委員会が開かれており、議会の品位について議論がされています。この方はさんざん他者に対し品位、品位とおっしゃっているようですが、品位とは人それぞれの物差しにより都合よく解釈できるものなんだなと深く考えさせられてしまいます。しかし、こうした違反状況を区職員が確認しようにも、デモは休日に行われることが多いため、現場を直接確認することは困難です。もっとも占用当日に区へ苦情や通報がある場合はもちろん、私が今お伝えしたように、後日、区へ連絡がある場合など、区が当日の状況を知る方法は様々あると思います。 そこで、区は、区民から公園の占用状況について、通報等情報提供を受けた場合はどのように対応しているのか、伺います。 なお、杉並区内には蚕糸の森公園や桃井原っぱ公園のように管理事務所があり、そこに職員が常駐している公園もあります。10か所あります。こうした管理事務所がある公園においては、事務所の職員が占用状況を随時確認しているのか、伺います。 あわせて、その際に占用許可条件の違反が確認できた場合、職員はどのように対応しているのかも伺います。 昨年の予算特別委員会でも私は、公園の占用許可条件違反について問題提起をさせていただきました。しかし、力及ばず、違反団体は今も後を絶ちません。その間にも、大人の自己中心的行為によって、公園利用を諦めなくてはいけない子供たち、公園から締め出されている子供たちがいるのです。区にはこの事実を重く受け止めていただきたいと思います。 私は、こうした杉並区の異常な現状を一日も早く改善させる必要があると考えています。そのためにも、今後は区に対し、デモの集合場所としての占用許可申請があった際、そのデモの規模によっては、区職員が休日返上で出勤し、当日の利用状況をリアルタイムで確認する必要があると考えますが、区の認識を伺います。 あわせて、占用許可に違反した者について、区としてこれまでどのような対応をしてきたのかも伺っておきます。 この提案は、職員の皆様の働き方改革に逆行するため、大変心苦しいものではあります。しかし、日本共産党杉並区議団の一部の議員のように、何度もルールを破る人間がいて、それが原因で公園を使えず、悲しんでいる、苦しんでいる、涙を流している子供たちがいる現状を決して放置するわけにはいかないという思いからであることを御理解いただければ幸いです。しかし、日本には二度あることは三度あるという言葉があります。きっとまたこの人たちは同じことをするんでしょう。なぜなら、この日本共産党杉並区議団の議員のように、ルールに違反しても一切ペナルティーがない、ルールを破った者勝ちという区の軟らかい運用に付け込み、好き放題がまかり通ってしまっているからです。 そこで、今後は、区の丁寧な説明にもかかわらず、意図的にルールに違反した団体には、以後、集合場所としての占用を許可しないという対応が必要と考えますが、認識を伺います。 今日の私の質問を聞いて、必ず自民党の議員が国民の権利であるデモを否定したと短絡的に批判をされる方がいらっしゃると思いますので、あらかじめ申し上げておきます。繰り返しますが、私は区民、この場合は左派の皆さん的には市民になるんだと思いますが、市民の方に対してデモをするなとは一言も言っていません。私の主張はあくまでも集合場所としての利用に限るという区との約束を守ってください、他者の公園利用を妨げないように配慮してくださいという単純なお話です。しかし、残念ながら、本日お聞きいただいたように、こんな単純な話すら守ることはできず、子供たちを悲しませる人間がいることも事実です。 仮に今後、占用許可条件違反を繰り返す団体が公園を集合場所として占用できなくなったとしても、決してデモ自体ができなくなるわけではありません。自分たちでルールを守り、うまくやってください。声高に権利を主張するのは結構です。しかし、それは当然無制限ではありません。公共の福祉の下で一定の制約を受けますし、権利には当然義務も責任も伴います。子供の権利を守れと主張する区議会議員が、自身の政治活動のために何度も笑顔でルールを破り、子供たちを悲しませても平気でいられる姿を見るにつけ、言葉を失っています。こうした人間に日本や杉並区を壊させないために、権利には義務や責任が伴うという当たり前の話は、初等教育から子供たちに丁寧に伝え、理解してもらう必要があると再認識をさせられています。 改めて区におかれましては、多世代が利用する公園という信念に立ち返り、誰もが気持ちよく公園を利用することができるよう、厳格な対応を求めて、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。