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予算特別委員会

区民参加型予算・ハラスメント・平和事業

令和8年予算特別委員会-03月11日-05号

区民参加型予算ハラスメント平和事業
公式会議録を読む

発言本文

わたなべ友貴本人の発言を、当日の発言順に掲載しています(西暦の年表記は和暦に統一)。答弁や他議員の発言は省いています。質疑の前後関係は公式会議録でご確認ください。

◆わたなべ友貴 委員  本日は区民参加型予算、ハラスメント、平和事業について伺います。使う資料は区政経営計画書と、頂いた資料の245番を使わせていただきます。  最初に、区民参加型予算から伺ってまいります。  区民参加型予算は、区民が提案し、区民が投票によって予算の使い道を決める制度として、岸本区長が掲げる対話の区政を象徴する1つの事業であったと理解しています。杉並区の人口はおよそ58万人。その中で、この制度にどれだけの区民が参加をしているのかという点は事業の成否を評価する上で重要な視点だというふうに考えます。  まず、区民参加型予算について、開始した令和5年度から令和7年度までの3年間の提案者数及び投票者数の実数、それは杉並区民の約何割、どの程度の割合になるのか、実績を伺います。

◆わたなべ友貴 委員  3回とも1%未満だったと記憶していますが、よろしいでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  毎年度、参加者が区民の全体の1%にも満たないということが分かります。区政経営計画書には、今年度、この区民参加型予算は実施しない旨、記載があります。これまで対話の区政を象徴する取組として、様々な媒体で積極的に発信をされてきた事業ですので、実施しないのであれば、その理由を区民に説明していただきたいと思います。やらない理由の詳しい御説明をお願いします。

◆わたなべ友貴 委員  走りながらよくしていくという方法もあると思いますし、じゃ、いつ再開する予定なんですか。

◆わたなべ友貴 委員  1年間止まるということは、令和9年度、またやるということですか。

◆わたなべ友貴 委員  今のところということは、検討した上でやめるということはあるということですか。

◆わたなべ友貴 委員  もうよく分からないのでいいんですけれども、一部の参加者しかやってないこの事業を区民参加と呼べるのか、私は最初から疑問でありました。この事業を早めに私は諦めたと思っていますけれども、諦めた区の姿勢は、4年間の岸本区政で、私、高く評価する1点でございますので、それは申し添えておきます。  杉並区が公表している「さとこビジョン」の達成状況、Ⅲ-6-05、公約内容「世界各地の自治体で行っている手法で、予算の一部を住民参加で決定する『参加型予算』を取り入れることを検討します」。区が公表している「さとこビジョン」での進捗状況で、この項目、達成したことになっていますが、令和8年度1回やめるんですから、当然、達成状況、これ修正していますよね。

◆わたなべ友貴 委員  随分都合のいい解釈だと思いますけれども、達成率の水増し、明らかになったと思います。情報隠蔽ナンバーワンだけじゃなくて偽情報ナンバーワンとまで言われたくないと思いますので、早めに修正をお願いいたします。  「さとこビジョン」については、後の矢口さんが厳しくやりますので、よろしくお願いいたします。  次に、ハラスメントについて伺います。  杉並区はハラスメントゼロ宣言を掲げていますが、今日は、そのゼロという言葉の意味について伺っていきたいと思います。  まず、事実関係を確認しますが、頂きました資料245番、杉並区が設置している外部相談窓口には、令和7年4月から今年1月までの10か月間で41件ハラスメントの相談が寄せられていますが、そのうち、区に引き継がれているのは15件、残りの26件は区に引き継がれていない、この数字で間違いないかを確認します。

◆わたなべ友貴 委員  引き継がれてない理由、これ、資料に書いてあると思いますが、何ででしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  ということは、相談者が希望していないから引き継がれてないと、そういうことでよろしいですか。

◆わたなべ友貴 委員  これ、非常に重要な点だと思っています。相談者の方が区へ引継ぎを希望しない背景には、相談したことが相手に知られてしまうのではないか、職場で不利益を受けるのではないか、そういった不安やおそれがあるんじゃないかというふうに私は思っています。そういう人もいるんじゃないかというふうに思っています。つまり相談は存在している。しかし、組織内で声を上げられない可能性がある。私は、こういうふうに解釈しているんですけれども、区は外部相談窓口に寄せられた41件の相談について、ハラスメントの実態把握や組織改善にどのように生かしているんでしょうか。また、令和8年度予算案において、職員を守るために何か新しい取組があれば教えてください。

◆わたなべ友貴 委員  先日の総務財政委員会でハラスメントの話があったと思います。これについては、職員から相談がないので実態がないと認識しているという答弁を山田さん、しましたよね。この認識でいいですか。

◆わたなべ友貴 委員  私はそうは思ってなくて、ハラスメントの実態の話をしていて、声を上げにくい、上げられない職場をどうするかというために、これ、やっていると思っているんですね。  この前の議論でもありましたけれども、声を上げられない人がいるかもしれないという議論だったというふうに私は理解しているんです。むしろ相談したくてもできない、そうした構造はあるんじゃないかという可能性にこそ、私は行政に向き合ってもらいたいというふうに思って、今日質問させていただいています。相談がないことをもって問題がないというふうな評価をするんだったら、ハラスメント対策はすごい簡単なんですよ。相談させない環境をつくればいいので。恐怖政治みたいなね。そうした職場をつくればいいだけなので、ただ、それでは話はなくなりませんので、できない構造そのものに目を向けてほしいなというふうに思っています。  その理屈で言うと、資料245の引き継がれなかった26件について、前は職員と議員との関係でしたけれども、ハラスメントという解釈について、これは相談がなければ実態がないということは、ハラスメントはないというふうな認識になるということなんですか。そういうことでいいですか。

◆わたなべ友貴 委員  声を上げたくても上げられないという職員の気持ちに寄り添ってほしいなというふうな趣旨でやっているので、職員を守るために、前向きにまた全庁でやってほしいなと思いますので、それは取組を進めていただければなというふうに思います。よろしくお願いします。  区長が掲げるハラスメントゼロ宣言についても伺いますが、区長は署名やポスター掲示などを通じハラスメントゼロ宣言を発信してきたというふうに説明をされています。一方で、令和7年度の10か月で41件の相談が外部相談窓口にあったということです。また、区はハラスメントに関する調査を行い、ホームページで公表していて、令和6年3月の公表した内容を見ると、ハラスメントを受けたと答えた人は302名、目撃したという人は349名、それぞれ令和5年度から増加しているんですね。ハラスメントゼロ宣言をやった後に増えるというのはどういうことかなと笑っちゃったんですけれども、令和7年度分のアンケートがいまだに公表されていませんが、公表していない理由と、アンケートをやっているなら、その結果を教えてください。また、今年もアンケートを行い、結果を公表するのか。これを伺います。

◆わたなべ友貴 委員  これは毎年度、ぜひやってほしいんですけれども、それはどうでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  さっき、ちょっとうやむやになっちゃったんですけれども、令和6年3月に公表した内容で、ハラスメント、これ、実際受けたと言っている人は302名いるんですけれども、このときは庁内にハラスメントはあったという認識でいいんですよね。

◆わたなべ友貴 委員  ということは、ハラスメントゼロ宣言というのは、ハラスメントをゼロにしますという宣言なのか、声を上げやすくする環境をつくりますという宣言なのか、どっちなんですか。

◆わたなべ友貴 委員  組織文化を許さないという気持ちは分かりました。今、ハラスメントが残っているという現状について、岸本さんはどう評価していますか。

◆わたなべ友貴 委員  となると、区長公約、区の職員が快適に仕事のできる環境を整えることは区政全体にとって基本です。パワハラ、セクハラ、性的少数者への差別などの調査を行い、パワハラ、セクハラ、差別が起きない職場環境をつくります。この公約ありましたけれども、区は、区が公表している「さとこビジョン」のこの項目についての達成状況をどう評価していますか。

◆わたなべ友貴 委員  それを達成にしちゃうというのはどうかと思いますよ、ハラスメント残っているんだから。不断の努力が必要だって、今、区長も言っているんですから、これを達成するというのは私は詐欺だと思います。  次、平和事業へ行きます。  まず、申し上げます。戦争のない世界を願うこと、これ自体、私は異論はありませんし、同じ気持ちです。岸本さんも様々答弁ありましたけれども、平和が絶対に必要だと、そういうことに関して私は否定するつもりはありませんし、気持ちは同じだと思っています。  ただ、一方で、基礎自治体の役割というのは本来防災とか教育とか福祉とかインフラとか、区民生活に直結する行政サービスを着実に充実させて提供することだというふうに私は思っています。なので、平和事業の推進を、基礎自治体が優先順位を高く拡充していくことについては違和感があります。区長は平和事業の必要性に向けた思いを様々答弁されていましたが、それは区長の思いにしか過ぎません。だから、そのことを前提に仮称杉並区平和施策に関する区民懇談会について、今日は時間の許す限り伺ってまいります。  区長は対話の区政を掲げておられますが、行政が設置した会議体の意見をもって区民の声とする場合、その代表性や公平性については慎重な整理が私は必要だと思っています。この懇談会の参加者、どういう人を想定しているというのは分かったんですけれども、どういう基準で誰が決定をするんでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  では、懇談会で出た意見というのは、今後の区の政策判断にどの程度反映させる想定なのか。また、参加者に謝礼というのはお支払いするんでしょうか。

◆わたなべ友貴 委員  杉並区には、区民意見を聴取する方法というのはほかにも結構あると思うんですね。そうした中で、この懇談会というものを改めて新しく設置するということに私はあまり必要性を感じてないんです。なので、今の制度で何で不足していて、この懇談会を改めて設置するのかということを教えてください。

◆わたなべ友貴 委員  そういった取組というのは、予算上、計上されているんですか。

◆わたなべ友貴 委員  区長は対話の区政を掲げて、区民との対話を重視する姿勢をこれまで繰り返し強調されています。今回、区として、今以上に平和事業を推進するに当たって、事業推進の前提として区民懇談会という会議体で意見を聞きたいと、そういうふうなことだと私は理解していますが、対話の区政と言うのであれば、本来、まず区民に問うべきなのは、平和事業の今までの振り返りもそうなんですが、そもそも基礎自治体として、平和事業をこれ以上新しいことをやっていくのか、そうした、まず、そもそもの是非から私は聞いたほうがいいと思うんです。  区長の思いはさっき聞きましたけれども、それが区民の意見と一致しているかというのは、私は必ずしもそうじゃないと思っているんですね。それを聞くこと自体が本当は対話の区政なんじゃないかというふうに私は思っているんですけれども、この点について、どのように整理されていますか。

◆わたなべ友貴 委員  私は平和事業をやるなとは言ってないですよ。ただ、優先順位を高くしてやる必要があるのかということはおかしいというふうに言っているんです。区民の話を聞いたときに、厳しい意見が出るのは望むところだっておっしゃっていましたけれども、そうしたことをちゃんと受け止めて、じゃ、今までの事業でいいんだ、新しい事業は特に必要ない、こういう意見が多かった場合、それを受け止めて、ちゃんとそのままいくんですか。そういうこともあるということですか。

◆わたなべ友貴 委員  懇談会設置の対話のようなものは大変聞こえがよくて、みんな、何かいいな、きらきらしているなと思うと思うんです。対話の名の下に区長の考えていること、やりたいことを区民の声として整えていくだけだったら、それは対話じゃなくて、ただの演出ですから。この4年間、さんざん演出家岸本さんの区民の税金でつくってきた作品、駄作ですけれども、これをたくさん見てきました。これ以上、そうした事業を増やさないようにちゃんと要望して、私の質問は終わります。

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出典:杉並区議会会議録検索システム / 確認日:令和8年10月2日